投稿犬画像:股関節形成不全のゴールデンレトリバー
はじめまして。アンディーが家に来て1年が過ぎました。まだまだ子供ですが、だいぶ大人らしくなりました。僕はアメリカに留学していて、アンディーには長期休みの間しか会えません。毎回、日本に帰国するときはアンディーに会えるのが楽しみでしかたありません。
もともと、息子の僕が留学する事が決まり親に寂しい思いをさせたくないとうことで、ゴールデンを飼うことになりました。
部下さんの苦労話などを拝見させてもらいましたが、共感できることがたくさんありました。やっぱり、ゴールデンを飼うという事は大変ですよね 笑 今ではペットとしてではなく、家族の一員として大切な存在です。
相談なのですが、アンディーは成長期のころに運動をしすぎたということもあり、股関節に問題があると獣医に言われました。ゴールデンなど急激に成長する大型犬特有と欠陥だそうです。
幸いにも発見が早かったので、大事に至りませんでした。以後、成長が緩やかになるまで無理な運動は控え、今では元気に走り回っています。ただ、ときどきですが おすわりの時に後ろ足が横に出ることと、歩くときに腰が左右に若干揺れることが心配です。
若いうちはいいのですが、老化が進むにつれ他のゴールデンよりも早く歩けなくなるのではと不安に思います。なにかアドバイスや意見などいただければと思い投稿しました。
こちらのメッセージとお写真は、千葉県のKさんから頂きました。Kさんありがとう!
さて、問題の股関節形成不全ですが、大型犬は特にかかりやすいようですね。子犬の大きさから大人の成犬のサイズになるまでに、1年少しで成長しますので、その間骨の成長もたいへんなようです。股関節形成不全の犬のほとんどは遺伝のようですが、この大切な成長過程で過度の運動をさせると骨に無理がかかり、股関節形成不全となってしまうようです。
ひどい場合は手術などもあるようですが、元気なのであれば、まず肥満に注意し、過度の運動もさせないように気をつけましょう。もうひとつ重要なのは、おうちの中で飼われている場合は床が滑りやすくないか確認してください。
フローリングやタイル張りなど、人間が厚手の靴下を履いて反復横飛びができない床だったら(笑)、コルクなどのシートやじゅうたんをひいて、犬が滑らないように(犬の足腰に負担がかからないように)気遣ってあげてくださいね!
そして、交配させないように気をつけましょう。(股関節形成不全は遺伝しますので)
アンディー君が度の程度の股関節形成不全なのか、担当のお医者様に良く診断して頂いて、最善の環境で育ててあげましょう!